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リバウンドとホメオスタシス

極端な食事制限を行うとホメオスタシスが働きリバウンドします。
ホメオスタシスを理解してリバウンドしないダイエットをしましょう。

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リバウンドとホメオスタシス

ダイエットで極端な食事制限を行うと、身体は『今までより栄養が不足状態』と認識します。この栄養不足の状態が続くと、人が持つ生命維持機能である『ホメオスタシス』が働きます。

ホメオスタシス(HOMEOSTASIS)は、“等しい”や“同一”という意味の“HOMEO”に“平衡状態”という意味の“STASIS”をくっつけて作られた造語。

ホメオスタシスとは、少量のエネルギーでも体を維持して行き続けられるように生きるために必要なエネルギー消費を減少させる機能で、山での遭難等で長い間食事を取れないような場合には、このホメオスタシスの働きで生き延びる事が出来るわけです。

ただ、ダイエット時にこの機能が働いてしまうと、「今までと同じように食事を制限しているのに体重が減らない」 という、いわゆる「停滞期」に入ってしまうのです。

減らした食事量でも身体は維持できるので、エネルギー消費を元に戻しても大丈夫と身体が認識するまでには約1ヶ月かかるため、停滞期は約1ヶ月近く続くので、しびれを切らしてダイエットを中断してしまいがちです。
この「挫折」がリバウンドを引き起こすのです。

ダイエットを中止して、食事を元に戻してもホメオスタシスは引き続き働いています。
つまりダイエット前よりも少ないエネルギーしか使わない身体になっているんです。
それなのに・・・
     ダイエット前と同じ食事を取る     
             ↓
     ダイエット前よりも余分なカロリーとして蓄えられやすくなる
             ↓
     つまり、太りやすい状態になる
             ↓
     そして、体重が増加してしまう
  

     これがリバウンドです。   ぽよん  ぽよん

しかも、怖いことに、満腹感を感じる機能にもずれが生じているので、ダイエット前の食事量では満足できず、気付かぬうちに量が増えてしまいがち。
この悪循環に陥ってしまえば、当然、体重は増加の一途をたどります。
これを何度も繰り返す事で、どんどん太りやすく、やせにくい身体がつくられていきます。

ホメオスタシスは、体重が1ヶ月に5%以上減少すると、危機感を感じて最大限に働くそうです。 最大限に働いてしまうと、苦しい思いをして食事を減らしても、殆ど体重は減らないことになります。
 
それよりも、減少ペースを月5%以内に押さえた方が、結果的にはダイエットの近道となります。
 
     体重の5%の目安は、2.5Kg~3.5Kgです。
       -----------------------------
        体重 70Kg ⇒ 3.5kg
        体重 60Kg ⇒ 3.0kg
        体重 50Kg ⇒ 2.5kg
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     体重を減らすペースは1ヶ月に体重の5%以内に押さえましょう。
 
     体重の減少が身体に反映してくるのは、約1ヶ月後
     ホメオスタシスが調整され元に戻るのも、約1ヶ月後
 
つまり、減らした体重を約1ヶ月維持し続けられれば、見た目も痩せ、食事量も減り、リバウンドも起こらないという事です。
 
ここは、1ヶ月は我慢して停滞期を乗り越える事が成功への近道です!

リバウンドと挫折を引き起こす、主な要因

空腹感
無理な食事制限で、満腹感が得られない。ダイエット食だから物足りないという先入観と不満足感の可能性もあります。

脳へのストレス
栄養をしっかり取らないことで、脳へのストレスがかかっている可能性があります。極端な食事制限や間食禁止などの食生活やプレッシャーも挫折につながります。

食生活の環境
家族の中で自分ひとりだけダイエットしていたり、周りの人に言いづらいなどの理由で、ダイエット成功のための食事習慣を崩さざるをえなくなってしまう現実がある。

効果が出ないあせり
ダイエットには必ず停滞期があるので、あせりは禁物。急な体重や見た目の変化を期待しすぎてしまう。

ダイエット中には、知らず知らずのうちに、プレッシャーなどから、挫折やリバウンドになる原因となる状態に陥ることがあります。
ダイエット中に、これらの状況になったら要注意!
気持ちにゆとりを持って、上手に間食するなどして、      
楽しみながらダイエットに取り組みましょう♪

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