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野菜を選ぶコツ

野菜は、ビタミン・ミネラル・食物繊維が多く、また野菜で料理の「かさ」を
増やすこともできるのでダイエットに適した食材です。

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野菜類の栄養成分

野菜類は一般的に、水分が90%前後ととても多く、たんぱく質、脂質は少なく、かぼちゃなどのでんぷん質の多い野菜を除いては、炭水化物(糖質)も少ないため、エネルギー源となるものはあまりありません。

一方で、野菜類は、ビタミンC、葉酸、カロテン、カルシウム、カリウム、鉄分などを含んでいますので、ビタミン、無機質をとることができる重要な食材です。
また、食物繊維を多く含んでいるので、整腸作用があるほか、生活習慣病予防の働きも期待できますので、ダイエットに適した食材といえますね。

厚生労働省は、1日に350gの緑黄色野菜を取るようにすすめています。
ビタミンやミネラル、、マルチカロテンをたっぷり含んだ緑黄色野菜は、美容と健康の必需品です。 野菜は食べ過ぎても肥満につながりにくいので、毎日たっぷり食べるようにしましょう。

露地ものって何? 野菜の栽培方法

野菜の栽培方法

ハウス栽培 温室やビニールハウスなどの施設を利用して、野菜を自然から保護して栽培する方法。
露地栽培 自然環境の中で、屋根などの覆いをせずに栽培する方法。
水耕栽培 土を用いず、必要な養分を含ませた水分のみで栽培する方法。

ハウス栽培の野菜と露地栽培の野菜(露地もの野菜)を比較すると、含んでいる栄養素は、露地もののほうが高くなっています。これは、野菜を自然から保護するためのビニールハウスのビニールや覆いが、紫外線を通さないため、太陽の日に当たってできる栄養素が生成されにくいからといわれています。

たとえば、露地もののほうれん草とハウス栽培のビタミンCを比べると、3倍も違うといわれています。できれば、露地もの野菜を選びたいですね。

私は沖縄に住んでいるので、家庭菜園でゴーヤー(にがうり)や青ねぎなどを作っている家庭は多いですね。 ご近所づきあいで、野菜をいただくこともよくあるんですよ♪ やっぱり、無農薬の露地もの野菜は最高です!

野菜の選び方

触れてみて、全体に弾力があって、皮に張りがあるものがよいです。

葉がしなびていたり、切り口が乾燥して変色しているものは避けましょう。

種類 image 選び方
葉菜類  ・葉脈がはっきりしているもの
 ・結球性のものは、
   適度な結球をしているもの
茎菜類  ・茎のよくしまったもの
 ・上部を押して弾力性のあるもの
花菜類  ・花蕾のあいだがしまっているもの
 ・花の開いていないもの
根菜類  ・まっすぐ伸びたもの
 ・すの入っていないもの
 ・つやのあるもの
果菜類  ・色の鮮やかなもの
 ・みずみずしいもの
 ・へたの部分が新鮮なもの

ダイエットに効果がある野菜の選び方

さつまいもなどのいも類は、ビタミンCも豊富で、食物繊維もたっぷり
じゃがいも、さつまいもなどのいも類はでんぷん質が多くて太りそうなイメージがありますが、イメージとは違って意外と太りにくい食材なんです。
カロリーも低めですし、ビタミンCや食物繊維もたっぷりあります。 腹持ちがいいので、ダイエットにはうまく利用したいですね。
それと、いも類のビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。

「スプラウト」と呼ばれる発芽野菜が人気です
穀類や豆類の種を発芽させた発芽野菜は「スプラウト」と呼ばれ、健康野菜としても感心を集めています。
大豆が発芽した「もやし」もスプラウトの仲間。ビタミン群やカルシウム、鉄などのミネラルも多いうえ、野菜の中では珍しく、植物性たんぱく質を多く含みます。
料理のかさを増すのに一役かいますのでぜひ活用しましょう。

カリウムは、体内の余分な塩分を体外に排出させる働きがあります
夏など汗をかく季節には、意識的にとりたいミネラルです。
甘いもの、お酒、塩分の強い食品は、カリウムを消費させてしまう要素なので、ほどほどにしたいものです。
カリウムを多く含む食品は、 昆布、大豆、トマトジュース、アボガド、さつまいも、やまいも、なす、キャベツなど。
野菜には、カリウムを含むものが多いですので積極的にとりましょう。

旬の野菜は一番エネルギーをもっていて栄養素もたっぷり含んでいます
でも、最近ではほとんどの野菜が一年中出回っていますので、旬がいつなのか分からなくなっていますよね。
次ページに 野菜・果物の旬 をまとめてみましたので参考にしてくださいね。

野菜の色 (食品の色素)

食品の色素には、様々な効果、作用があるといわれています。
ファイトケミカル(フィトケミカル)は、第七の栄養素として注目を浴びています。
ファイトケミカルの働きと食品 のページでもご紹介していますので、ぜひ参考にして下さい。

カロテノイド
赤・黄・緑などの色素
カロテンの供給源
 

 
フラボノイド
無色。アルカリ性で白・淡黄・黄
血圧降下作用がある
 
 大豆
 
アントシアニン
酸性で赤・中性で紫・アルカリ性で青
加熱すると退色しやすい
 

 
クロロフィル
緑色の色素
熱や酸に弱い
 

 
 

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