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ビオチン(ビタミンH)
ビオチン(ビタミンH) 水溶性ビタミン
ビオチンは、ビタミンB複合体のひとつビタミンHともいいます。ドイツ生まれのオランダの生化学者によって、皮膚炎や脱毛を防ぐ物質として発見され、ドイツ語で皮膚(Haul)の頭文字をとってビタミンHと名づけられました。
ビオチンは、糖新生に必要な酵素であるカルボキシラーゼの補酵素として働き、炭水化物(糖質)代謝に関わります。また、皮膚や爪、毛髪を健康に保つほか、筋肉痛を緩和する働きがあります。脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、白髪などに有効とされています。さらに、ビオチンはアミノ酸の代謝やDNAの成分となる核酸をつくる際にも働きます。
ビオチンは、いろいろな食品に含まれており、腸内細菌によっても合成されるので不足することはありません。ただし、抗生物質を長期間服用していると腸内細菌の状態が悪くなり、欠乏症を起こす場合もあります。
また、生の卵白がビオチンの吸収を阻害することが知られており、生卵白の大量摂取がビオチン欠乏症(皮膚炎、脱毛、神経障害など)を引き起こすことがありますので、一日に卵を大量に食べないようにしましょう。美肌効果も優れているので、湿疹や皮膚病にかかりやすい人は、意識的にビオチンを摂るとよいでしょう。
【ビオチン(ビタミンH)を多く含む食品】
●魚介類: 真イワシ、鮭
●肉類: 鶏レバー、牛レバー、鶏卵、鶏肉、ベーコン
●穀類: オートミール、小麦
●豆類: 落花生、大豆、えんどう豆、いんげん豆 他
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