ダイエット料理レシピ~HOME > ビタミンの働き > ビタミンK(フィロキノン)

  

ビタミンK(フィロキノン)

Google
WWW を検索 www.drrk.net/ を検索

ビタミンK(フィロキノン)

ビタミンK(フィロキノン)  脂溶性ビタミン

 出血しても、自然と血が止まるのは、血液の凝固作用のためです。その血液凝固因子の一つがビタミンK(フィロキノン)です。血液が凝固するのを抑制する機能も兼ね合わせており、Kは血液を凝固させたり、それを抑制したりと表裏の働きを担っています。
 また、ビタミンKは、骨からカルシウムが排出されるのを防ぎ、骨を丈夫に保つ働きがあります。骨の再石灰化にも関与しており、不足すると骨にカルシウムが沈着せずもろくなります。このことから、ビタミンKは骨粗しょう症予防に有効な栄養素の一つとして治療薬としても使用されています。
 ビタミンKは、緑黄色野菜などから摂取されるビタミンK1と、微生物によって合成されるビタミンK2とがあります。ビタミンK2は、人間の腸内細菌でも合成されています。腸内細菌が少ない新生児は、欠乏症を予防するため、出産の数日後にビタミンK2を摂取させ、新生児出血症などを予防します。一ヶ月検診のときに飲ませることもあります。
 ビタミンKは腸内で合成され、緑黄色野菜や海藻などから摂取できるので、通常の食生活を送っていれば、欠乏する心配はさほどありません。ただし、抗生物質を服用している人、新生児や乳児は、腸内で合成されるビタミンK量が少ないので不足することがあリます。 ビタミンKは脂溶性ビタミンですが、とくに過剰症は報告されていませが、ただし、血栓症の人や血液凝固剤を服用している人は、ビタミンKの摂取量が制限されます。医師の指示にしたがって調節しましょう。

【ビタミンK(フィロキノン) を多く含む食品】
●納豆類: 糸引き納豆、挽きわり納豆
●野菜類: あしたば、つるむらさき、おかひじき、春菊、パセリ、しそ葉
モロヘイヤ、大根、ほうれん草、からしな、よもぎ
●海草類: 岩のり、干しひじき、乾燥わかめ 他


<PR>




ダイエット料理レシピ~HOME > ビタミンの働き > ビタミンK(フィロキノン)