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マグネシウム(Mg)

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マグネシウム(Mg)

マグネシウム(Mg)

 マグネシウムは、カルシウムやリンとともに骨や歯の発育や強化をうながす重要な役割を担うミネラルです。60~65%は骨に含まれ、残りは肝臓や筋肉、血液でたんぱく質と結合しています。
 マグネシウムは、300種類以上の酵素の働きをサボートしています。また、神経の興奮を抑え、筋肉の働きを正常化する働きがあり、血圧の正常化や体温調節にも関与しています。摂取のバランスは、マグネシウム1に対してカルシウムは2~3の割合が理想的です。
 マグネシウムが不足するとカルシウムが筋肉細胞や神経細胞に多く入ってしまい、筋肉の興奮や痙攣、神経が興奮することによってイライラ感が起きてしまいます。また、高血圧や冠状動脈の血管の痙攣も引き起こす可能性が高くなります。そのほか、アルコールを多く取ると尿中のマグネシウム排泄量が増えてしまうので、お酒を飲む方はマグネシウムを摂取するように心がける必要があります。
 過剰に摂取すると下痢を起こしますが、通常の食生活で過剰症になることはありません。摂り過ぎた場合は、腸管での吸収量が調節されますが、腎臓障害の方や急性過剰摂取により症状を現す場合があります。

【マグネシウム(Mg)を多く含む食品】
●魚介類: 昆布、わかめ、カツオ、いわし丸干し
●種実類: アーモンド、栗、ゴマ、くるみ
●豆製品: 大豆、あずき、豆乳、納豆、きな粉、木綿豆腐 他


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