ダイエット料理レシピ~HOME > ミネラルの働き > リン(P)

リン(P)

Google
WWW を検索 www.drrk.net/ を検索

リン(P)

リン(P)

 体内にあるミネラルのうち、リンはカルシウムの次に多く存在します。体内の約80%のリンはカルシウムと結合してリン酸カルシウムに変わり、骨や歯の成分となります。リンとカルシウムのバランスが崩れると、カルシウムがうまくからだで活用されなくなります。カルシウムとリンの理想的な摂取バランスは1対1とされています。ところが、日本人の平均摂取では、カルシウムが摂取基準に達していないのに対し、リンは摂取一の約2倍にのぼっているのが現状です。
 リンは神経や筋肉にも存在し、神経の伝達やナイアシンの作用に役立っています。現在の食事事情では不足することはほぼありえないことですが、リンが不足すると骨が柔らかくなったり、発育不全を起こします。腎機能が低下することもあります。逆にリンを多く摂りすぎると、カルシウムの排泄が促進され、カルシウムが不足してしまいます。日常的に食べるほとんどの食品、特にインスタント食品や加工食品に多量に含まれているので過剰摂取に注意しなければ、カルシウム不足を悪化させてしまいます。
 牛乳や乳製品に含まれるリンは、カルシウムとのバランスがよく、効率的に骨を強化することができます。肉や魚、卵といったおかずの主菜となる食品は、圧倒的にリンの割合が高いので摂り過ぎに注意が必要です。リン含有量の少ない野菜や海藻類をたっぷりとることで、バランスを調整しましょう。

【リン(P)を多く含む食品】
●魚介類: ドジョウ、カツオ、メバチマグロ、ワカサギ、白子、干し海老
●卵類: 卵黄
●乳製品: ヨーグルト、スキムミルク、牛乳、プロセスチーズ
●豆製品: 大豆、そら豆、高野豆腐、木綿豆腐


<PR>




ダイエット料理レシピ~HOME > ミネラルの働き > リン(P)